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ホーム採用情報先輩社員の日常育んだのはネジ愛…ではなく、ビジネスを前進させるためのスキル。
育んだのはネジ愛…ではなく、ビジネスを前進させるためのスキル。
マニアックなほどにネジ好きが多いイケキン社員の中で「社内で一番冷めてる」と豪語する宮澤が活かす人間対応力。

プロフィール

第1営業部 1課 課長代理
宮澤 徹

2015年2月入社(中途)
前職:建設コンサルタント/技術

理系に進み技術職に就き、安泰かと思いきや。
建設コンサルに勤め、山間地域の調査やダムの設計業務に当たっていました。大企業で、きっとこの先も無くならない仕事。側からは安定ルートを乗りこなしていたように見えていたかもしれません。でもその実、現実味が湧かないほど多額の金を動かし、山積みの調査や設計に追われる日々。気づけば自分の心は波に飲まれ足をとられ、次第に立ち上がることも難しくなっていました。転職を決意したのには、そんな経緯があったのです。
30歳を目前に、心機一転営業の道へ。
こんこんとデスクに向き合うより誰かと会話していたい。動機はそれだけでしたから、決まっていたのは営業職を中心に探すということだけ。業界にこだわりも無く、どんな商売でも良かったんです。イケキンへの入社を決めたのは、面接で感じた「この会社の人には馴染めそう」という手応えと、そこら中で機能するネジという商材ならとっつきやすいだろうという直感からでした。
違うプレッシャーはあっても長く働けている。
簡単に言えば「何日までにこのネジが◯個欲しい」という相談に対し、ネジを仕入れてお届けするのが私の仕事です。前職と違いネジは小さな単価の商売ですが、だからと言ってクレームが無いなんてことはありません。納期には厳しく、ほんの1本だけ不具合があればお叱りを受けることもあります。この仕事ならではのプレッシャーもありますが、それでも10年働けています。
0か100かの回答しかできないうちは半人前。
楽しさを感じるまでそれなりに時間はかかりましたよ。営業未経験だし、ネジの世界も知らないし。でもどこかで新しく働くってそんなもんでしょう。仕事を面白がれるようになってきたのは、妥協案が出せるようになってからです。時々ある難しいご依頼に対し「こういう条件ならいくらで生産できる」「こんなスケジュールならいつまでに何個納品できる」という案を出すということ。NOを突き返すんじゃなく70%ぐらいは叶えられる案を考える。するとだんだん「自分で仕事の舵をきる」実感が湧いてくるのです。
何に期待されているか見極める。
お客様は0か100かを知りたいのではなく、ビジネスを前進させたいと考えています。できる・できないをジャッジするだけならマニュアル化すれば誰でもできますよ。でもビジネスそのものは何も前に進んでいませんよね。そこを動かすのがイケキンです。頭を働かせることに介在価値があります。あらゆるルートを知り尽くし仕入れ先との調整能力があるから、イケキンを頼っているのです。
人との関係構築にはタイパもコスパも無い。
ネジや物流の知識習得は自分次第でスピード化できますが、仕入れ先との関係構築に焦りは禁物です。人間対人間ですから、ちゃんと誠実な仕事をして、相手を知る努力をしなければいけません。納期調整や不具合への対応をお願いしつつ、仕入れ先からの要望や相談にも耳を傾ける。ああだこうだと頻繁に電話して、時々工場にも顔を出して。そんなことを繰り返しながら腹を割って話せる間柄を築くんです。
ネジ好きばかりの組織で一番冷めているかもしれません。
頼れる先が増えれば心強いし、それで提案できる幅が広がればお客様にも重宝していただけます。金額の大小や責任の重さよりも、誰にどう役立っているのかわかりやすいので気分が曇りません。つまり私はネジが好きと言うより、そこに付随するコミュニケーションの方が張り合いがあるんですよ。ネジ愛の強い社員が多いイケキンですが、私は言うほどネジオタクでもないし、機械いじりが趣味なわけでもない。それでも、この会社に居場所とやりがいを感じて働いています。ですからネジ愛に圧倒されそうな方も安心してください。
変化する業界でイケキンが強みを発揮し続けるには。
ねじ業界の内実は日々変化しています。ECがより台頭すれば取引先の比重も変わり、イケキンの心臓部は私の課ではなく違う部署が担うことになるでしょう。しかしニッチな顧客ニーズに確実に応えてきた仕事もあり、そこは無くしてはいけません。時代が流れ、流通の仕組みも変わっていく中で、どのビジネスを残しどう強みに変換させていくのか。ここに頭を働かせることが、今後の私のミッションです。

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