井上直人の転職プロセスは畑違いへのからの挑戦の安心材料に。

転勤が心配。家族を養っていけるか心配。
IT業界からイケキン・テクノロジーという『IT』への転身は働きやすくて正解だった井上の転職記。

プロフィール

中部営業所　営業担当
井上直人
2024年入社(中途）

1991年生まれ
大手外食チェーン➡業務用厨房機器メーカー系販社➡広告代理店➡イケキン

DM代行の広告会社で考えた、自分の人生の将来設計について。

社会人歴10年で３社の職歴を積み重ねました。少ない方ではありません。でも、このまま今の仕事を続けていていいのだろうかと考えました。前職では決まったクライアントへのニーズ対応がメインになって、新規提案のような刺激がなくなっちゃった。もっと自分自身で仕掛けられるような仕事に向き合いたかったのです。

きついノルマなく新規提案のできるシゴトを探した２児のパパ。

住宅販売とか、保険営業とか、バリバリ歩合給制の仕事もちょっとだけ検討をしてはみたんですが、その手の選択はないな、と思うようになりました。博打のような業績連動のセールスは不安じゃないですか。結婚して子どもも二人いるし、ちゃんと家族を安心させてあげられる仕事を選択しなきゃな、と思ったんです。

憧れたIT業界には縁がなく、紹介会社が推してきた見知らぬイケキン。

正直に言うと、これからの成長業界はITだろうと思ってたんですけどね。自分の経験じゃ選考が通らないんです。職歴が外食チェーン・厨房機器商社・DM広告代理店ですからね。ITとは遠いところで積み重ねてきたキャリアはなかなか活かせません。そんな時、登録していた人材エージェントの紹介案件がイケキンだったのです。え？ネジの商社ですか？と。

ネジ商社のマニアックさに、ちょっと魅力を感じて応募を決意。

話を聞いてホームページをじっくり眺めてみたら、ちょっと惹かれたのです。なんだかこの会社、すごくマニアックな提案をしてる存在じゃね？と予感があったのです。働いている人たちもいろんなことに取り組んでいるのがわかる。望んでいた提案営業にチャレンジできそうで、イメージ的にピッタリなんじゃないかと思えたんです

できれば転勤は避けたいんですが、そんな働き方はアリですか？

気がかりだったこともあります。ひとつは大阪本社ってこと。愛知県瀬戸市に自宅があって家族もいて、ずっと地元で働きたい。中部営業所での募集だったとはいえ、将来転勤なんてことがあるんじゃないか？と。社長との面接で「本人が希望しなければ転勤はない」とのことで、ひと安心。この会社、掘り出しモノか？

少人数営業所勤務での人間関係は気になったけれど面接で難なく打ち解けた。

もうひとつの懸念点は、勤務予定の中部営業所はとても少人数ってこと。所長が同世代なのはありがたいことなんだけれど、もし相性が合わなければ困ります。お互いにストレスでしかないですからね。不安がないわけありません。でも入社前の面談できちんとクリアできました。この仲間とならやっていけそうだと思いました。

ネジの理解度ゼロからのスタート。右も左もわからぬままに。

入社してみると、ネジという単一商品の手配の方法もわかんない。お客様の欲しいネジが何なのかを理解するのも難易度が結構高い。それに社内のルールもまるでわかってないですからね。大阪での研修期間があったとはいえ、慣れるまではなかなかたいへんでした。今はまだ一般商品の知識をどんどん吸収しているところですね。

新規開拓をやらしてください！と直談判して取り組むヤル気なオレ。

とはいえ、この少数精鋭部隊で自分がやろうとしていることへのチャレンジもさせていただいています。それは転職前にやってみたいと思っていた新規提案のできる営業です。
所長は既存のお客様への対応で多忙なので、ここは自分の出番です。つながりの薄い顧客リストをもとに新たなニーズ開拓のためのセールス目標を掲げて行動するようにしています。

家族揃って夕食がとれる。ワークライフバランスも最高です。

実を言うと、奥さんは最初の頃、転職に賛成してくれませんでした。『なんで今転職すんの？』と。子どもの将来を考えると不安だったんでしょうね。でも待遇面は十分考慮してもらえるし、残業も月に10時間以内だし、平日もちゃんと家族揃って「いただきます！」と、晩ごはんの食卓につける幸せがあります。たま〜の出張の時、自分だけ気分転換してるんで、なんだか申し訳ないけど、良い転職だったのは確かなんで、母ちゃん許して〜！