シーホースNEWS
2020年12月11日 配信

ねじの強化書(Vol.17)

クロムやモリブデンといった鋼の性質を変化させる
スパイスのような存在の元素には主に以下のような特性があります。

・クロム(Cr)・・・耐食性アップ、耐熱性アップ、耐摩耗性アップ
・モリブデン(Mo)・・・焼き入れ性アップ、強さアップ
・ニッケル(Ni)・・・耐食性アップ、高温下・低温下での強度アップ
・銅(Cu)・・・塑性加工性アップ
・ホウ素(B)・・・焼き入れ性アップ

では、これからネジ用に利用される材料をみていきましょう。
低強度のものは冷間圧造用炭素鋼線材がもっとも多く
六角ボルトや六角ナット、小ねじ、タッピンねじなど
いろんな種類のネジに利用されます。

冷間圧造用炭素鋼線材って
少し言い難くとっつきにくい名称ですよね。
なので、ここは言いやすいように略称にしましょう。
略すといっても、名称自体を略すのではなく
SWCHと英語表記のものを略すのが一般的です。

・S・・・Steel(鋼)のS、つまり材質を表わしています
・W・・・WireのW、つまり材料の形状(線)を表わしています
・C・・・ColdのC、つまり冷間用を表わしています
・H・・・HeadingのH、つまり圧造用を表しています

さらに、通常はSWCH以降に炭素量と脱酸に使用するいわゆる脱酸剤を明記します。
脱酸とは、鋼を作る過程において
鋼の中に入ってしまった酸素を取り除くことをいい

このようにして脱酸したものをキルド材といい、脱酸剤がアルミニウムならアルミキルド材、
ケイ素ならシリコンキルド材といいます。

また、ほとんど脱酸をしないものをリムド材といい
中間的なものをセミキルド材といいます。

今回は少しマニアックになったので短めにします。

ところで、歴史では明治維新とか戦国時代を好きな人が多いようです。
私はマニアックというか少数派というか
昭和初期から昭和20年前半に以前より非常に興味を持っています。
この時代には良くも悪くもリーダーシップを学ぶ上で
非常に役に立つことが多いというのが好きな理由です。

みなさんは歴史ではどの時代、どの人物が好きですか。




【大好評】焼き付いたねじを外す!カジリトール

12月より発売開始致しました『カジリトール』ですが
数日で100本以上のご注文を頂き、お問合せもたくさん頂いております。
本当にありがとうございます。
改めて焼き付き・カジリでお困りの方が多いのだなと感じ
カジリトールで少しでもお役に立てればと思います。

お客様からも実際に使用してみて
「外れて驚いた。」
「これなら今後も使用してみたい」
「苦労していたので助かりました」
などの声も頂いております。

今回は使用にあたってや使用してみての
質問・お問い合わせを頂きましたので、少しご紹介しますね。
よくあるお問合せは製品ページ下部にQ&Aを作成したので是非ご覧ください。

Q.どのようにして外れるのですか?
A,成分の中に硫黄と塩素が含まれており、隙間に浸透しやすくなっております。
 潤滑成分があるので、滑りがよくなり取り外しができます。

Q,外したねじは再利用できますか?
A,できません。
 焼き付きが起こったねじはおねじ・めねじ共にボロボロです。
 新しいものをご使用ください。
 めねじの補修にはリコイルをご利用ください。

他にも
Q,焼き付き防止になりますか?
Q,使用後カジリトールがついた部分はどうすれば良いでしょうか?
などの質問を頂いております。
ご興味ございましたらこちらからご覧ください。
ステンレスを使用されている方にとって焼き付きは非常にやっかいな問題だと思います。
ねじ切りや切断も大変苦労する作業だと思います。
そういった方は吹きかけると 焼き付いたねじがとれる『カジリトール』を
一度試してみては如何でしょうか?




ひとりごと

今日の『ねじ屋の孤独のグルメ』は、奈良の富雄。
この周辺は、ラーメン激戦区で有名店が数軒あるのですが
ラーメンではなく“うなぎ”です。

富雄駅から2~3分
『うなぎの豊川』のうな重で久しぶりにちょっとリッチな食事。
関西風で表面パリ、中はフワで抜群です。

奈良に観光に来られるときは、是非、お立ち寄りください。
ちなみに予約した方がいいです。