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ねじの強化書(Vol.18) 炭素鋼ってなんやねん?

2021.03.20
ねじの強化書

SWCHの直後に付帯する数値について

SWCHの直後に付帯する数値は炭素の含有量のことで、8から18までが多いのですが、これは含有量の100倍の数値で表わします。
つまり、8なら炭素の含有量0.08%となります。
これらは低炭素鋼で、この先に出てくる強度区分で言うと4.8、いわゆる低強度のネジを作るために利用されます。
また、このSWCHの炭素の含有量には45、つまり0.45%も含有するものもあって、これはかなりの含有量で、熱処理を前提とする材料で、強度区分で言うと8.8、いわゆる中強度のネジを作るために利用されることがあります。

SS400について


鋼の代名詞のような扱いをされることが多いのが、一般構造用圧延鋼材で、代表的な鋼種はSS400です。
ただ、流通量が比較的多いネジ径でこの材料が利用されることは極めて少なく、どちらかと言えば太いネジ径、例えばM36以上のボルトやアイボルト、アイナットといった製品に利用されることが多いです。
アルファベットや数字が持つ意味は以下の通りです。

・S・・・Steel(鋼)のS、材質を表わしています
・S・・・Structure(構造用)のS、規格を表わしています
・400・・・最少引張応力(400MPa)を表わしています
お気づきのように、この材料には炭素量の規定はなく、その代わりに最少の引張応力が規定されています。
この引張応力Pa(パスカル)は、以前はN/mm2という単位で、1m2の面積につき1N(ニュートン、1Nは約0.1kgf)の力が作用する圧力または応力を1Pa(1N/m2)、400Mpa(メガパスカル)とは、400,000,000Pa(400,000,000 N/m2)で、N/mm2で言うと、400 N/mm2となります。
つまり、最少引張応力400MPa とは、1mm2の材料において、約40㎏の応力に対応可能、つまり応力を与えても壊れてはいけないということになります。

 

今回は以上です。
ところで、M(メガ)とかの記号を接頭辞と言いますが、コンピュータのデータ量(バイト、Byte)の単位ではお馴染みだと思います。
1バイトの千倍(103、10の3乗)でK(キロ)、百万倍((106、10の6乗)でM(メガ)、10億倍で(109、10の9乗)でG(ギガ)、1兆倍(1012、10の12乗)でT(テラ)となりますよね。
私がパソコンを使い始めたころは、まだ取り扱うデータ量も少なく、数メガ程度で十分でしたが、近ごろは取り扱う画像や動画も多くなって、瞬く間にギガレベルまでに至るようになりました。
データ量はこの先どこまで大きくなるのでしょうか。
次回もお楽しみに!

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