
課題解決の事例集
ナットランナーによる確実なトルク管理でボルトの折損を大幅削減
2026.07.28

お客様の産業設備機器
部署名生産技術
解決策のご提案
ナットランナーによる確実なトルク管理でボルトの折損を大幅削減
相談までの経緯
課題の概要
設備機器の架台に使用しているM20の六角ボルトが、組立工程で折損するトラブルが多発している。
問題の原因
設計上は締付トルクが規定されていたものの、実際の組立現場では電動ドライバーによる作業が行われており、締付トルクの管理が十分に実施されていない状況だった。
その結果、過大締め付けによるボルトの折損や品質のばらつきが発生し、生産性や品質面の両面で課題となっていた。
その結果、過大締め付けによるボルトの折損や品質のばらつきが発生し、生産性や品質面の両面で課題となっていた。
イケキンが提案したこと
課題解決の要件
指定トルクでの締め付けを確実にできるようになること
解決策のご提案
TONE製 ナットランナー
あらかじめ設定したトルク値に達すると自動で停止する締付工具。
誰が作業しても締め付け品質のばらつきを抑え、過大締め付けによるボルトの折損リスクを大幅に低減できる。
あらかじめ設定したトルク値に達すると自動で停止する締付工具。
誰が作業しても締め付け品質のばらつきを抑え、過大締め付けによるボルトの折損リスクを大幅に低減できる。
デモンストレーションによる検証
イケキン・TONE社の営業担当者が組立現場に訪問し、実際に現場で作業される方に課題感を伺いながら「なぜ不具合が発生しているのか」「現場で再発を防ぐにはどうすればよいのか」を、お客様と共に考えた。
締結箇所が多くハンドツールのトルクレンチでは非効率と考え、最適だと判断したのが「ナットランナー」であった。
実機を用いてデモンストレーションを行い、導入イメージを共有。
作業者様ご自身にも実際に締め付け体験していただき、効果を確認していただいた。
締結箇所が多くハンドツールのトルクレンチでは非効率と考え、最適だと判断したのが「ナットランナー」であった。
実機を用いてデモンストレーションを行い、導入イメージを共有。
作業者様ご自身にも実際に締め付け体験していただき、効果を確認していただいた。
対策の成果・結果
提案結果
組立工程へナットランナーを導入。
さらに品質を安定させるため、外製先にも同様の設備を支給し工程全体でトルク管理を徹底。
さらに品質を安定させるため、外製先にも同様の設備を支給し工程全体でトルク管理を徹底。
ユーザーメリット
確実に指定トルクで締め付け作業ができるようになり、組立工程での折損が大幅に削減された。
トルク管理だけでは折損は防ぎきれない!
重要なのは軸力管理
重要なのは軸力管理
トルク管理の徹底で組立工程におけるボルト折損は大幅に削減されました。
しかし、実は「トルク管理さえすれば完璧」というわけではありません。
同じトルクで締め付けていても摩擦の影響により実際に発生する「軸力」にはばらつきが生まれます。
その結果、軸力不足によるゆるみや、締めすぎによるボルト折損といったトラブルが起こる可能性があります。
潤滑剤を併用すればこのばらつきは抑えられますが、一般的なゆるみ止め製品の多くは摩擦を利用しているため、潤滑剤が併用できません。
そこでイケキンでは、軸力そのものでゆるみを防止する「ノルトロックワッシャー」をご提案しています。
摩擦に依存しない仕組みで潤滑剤を併用することができるため軸力を安定させやすく、確実なゆるみ対策を実現します。
トルクと軸力に関する詳しい解説はこちら
ノルトロックワッシャーの詳細はこちら
しかし、実は「トルク管理さえすれば完璧」というわけではありません。
同じトルクで締め付けていても摩擦の影響により実際に発生する「軸力」にはばらつきが生まれます。
その結果、軸力不足によるゆるみや、締めすぎによるボルト折損といったトラブルが起こる可能性があります。
潤滑剤を併用すればこのばらつきは抑えられますが、一般的なゆるみ止め製品の多くは摩擦を利用しているため、潤滑剤が併用できません。
そこでイケキンでは、軸力そのものでゆるみを防止する「ノルトロックワッシャー」をご提案しています。
摩擦に依存しない仕組みで潤滑剤を併用することができるため軸力を安定させやすく、確実なゆるみ対策を実現します。
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ノルトロックワッシャーの詳細はこちら
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またトルク管理を徹底できるようになったことで、品質向上だけでなく製造委託元に対する品質保証の根拠としても活用できるようになりました。