Ａ子の最後の「ひとりごと」

お久しぶりです。皆様お元気ですか？

私ごとなのですが、この一年で母の認知症が凄く進んでいる。
昼間は一人なので私の仕事中にもかかわらず何度も電話をしてくる。
まだ私・姉の事はわかっているのだが、この先どうなる事か？
いつか私たちの事もわからなくなって「あなたどちらさん」と言われる日もそう遠くはないのかも(>_<)
先生は、話相手になってあげるのが一番だから出来たら毎日でも行ってあげてくださいと言う。
　
そんな中、先日甥の結婚式があり、前日甥から「暑いけどお願いします」と電話があった。ちょうど母の家に居る時だった。
母が「私には電話もないわ」と寂しそうに言う。
夜、甥に電話しておばあちゃんにも電話してあげてと言った。
甥が電話をしたら、なんと返ってきた言葉がまさかまさかの「あんたも呼ばれているのか？」もう甥もこれには返す言葉がみつからなかったらしい。
結婚式当日、披露宴で新郎新婦が席に着き式がはじまろうとしている時、母がキョロキョロあたりを見回している？？
私が「誰かを探しているの？」と聞くと母は「甥はまだ来てないね」と真剣に言う。
「ハアー前に新婦と座っているやろ。」と言うと「なんであそこに座っているの？？」これには、もうそこまで認知症が進んでいるのか！！と思い知らされる(>_<)

この先どうなるのやら・・・
施設に入るのは絶対嫌らしい。
デイサービスでも行けばというと、あんなおばあさんばかり居る所は嫌の一点張り。
そしたら答えは一つ、最後の親孝行で私が見ることにした。
長く働き続けたイケキンを退職します。

今まで「A子のひとりごと」を続けてこれたのも、皆さんに読んでいただけたり温かいコメントをいただけたおかげでした。
実は、執筆している時間が私自身なぜかここちよく楽しかったです。
「ひとりごと」のデビュー作は涙でした。うれし涙・悲しい涙・苦しい涙・切ない涙・・・
色々ありますが、今は”感謝の涙”で心が溺れそうです。
お客様・そしてイケキンのスタッフの方に感謝です。

本当に今までありがとうございました。
これからもイケキンを可愛がって下さい。
皆様もどうかご健康で楽しい日々をお送りください。

追伸　もしかしてSNS等でA子が登場するかも(^_-)-☆