原因の仮説立てと画像測定機による寸法検査で
●ゆるみの原因の特定
●恒久的対策のご提案


相談を受け、様々なゆるみ対策をしているにもかかわらず解決しないことから、単なるゆるみが原因でないのではないかと想定。
図面を見直してみると公差に関する指示が明記されていないことに気が付き、お客様の設計担当の方に適用している公差を確認。
その後工場で製作時に適用していた公差も確認。
お客様の設計担当者は植込みボルトの公差を適用していたが、サプライヤー側は両ねじボルトの公差を適用していたことが判明。
通常、植込みボルトはナット側と植込み側で公差が異なるが、両ねじボルトはナット側と植込み側の公差が同じである。(※1)
サプライヤー側では両ねじボルトと勘違いをしてしまっていた。
そのため、設計時に適用されているものではない公差で製作された製品が納品され、使用していたことが脱落の原因ではないかと予想。
在庫に残っていた現物を画像測定機で寸法測定すると、確かに両ねじボルトの公差範囲内には入っているが、植込みボルトの公差範囲からは外れていることが判明。
※1…植込みボルトと両ねじボルト(スタットボルト)は同一のものだと思われているケースもある。
2つの違いの詳細はこちら。