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課題解決の事例集

太径アイボルトの締付作業にかかる負担を軽減

2026.05.15
お客様の産業工作機械メーカー
部署名製造

解決策のご提案

スターポイントと変換アダプターで太径アイボルトの締付作業の負担を軽減

相談までの経緯

課題の概要

大型機械の運搬用途でアイボルトを使用しているが、締付け作業時に時間と負担がかかっている。
また、締付後アイボルトのリングの向きが揃わない。

問題の原因

一般的に重量の大きい機械は、機械側に設計されるねじ穴径も大きくなり、それに伴いアイボルトも大型化する傾向がある。
今回のケースではM42のアイボルトを使用していた。
M42のめねじを加工することは難易度が高い。
またM42のアイボルトは単重が約4,363gと重く手で締めるのは大変なため、リングにパイプを挿し込んで回して締めている。
これら一連の作業が現場に大きな負担をもたらしている。
また、リングの向きを揃えるために、一度戻し方向にリングを戻して向きを揃えている。
これによりアイボルトが着座していない状態になってしまうため、搬送中に曲がってしまったり、吊り位置がずれてしまうことがある。
アイボルトを曲がった状態や着座していない状態で使用することは非常に危険で、万が一折れてしまうと機械の破損、作業者の大けがなど大事故になりかねない。

当時のお客様の対策

良い改善方法がなく、大変な作業を一生懸命している状態だった。
一生懸命作業しても危険な状態は回避できないので、機械の搬送スピードを遅くするなどで対応していた。

イケキンが提案したこと

課題解決の要件

①締付け作業の負担が軽減されること
②アイボルトが着座した状態で使用できること

解決策のご提案 スターポイント+変換アダプター

スターポイントはアイボルトと比較して使用荷重が高い。
アイボルトM42の使用荷重が約3.4tであるのに対し、スターポイントの場合M16サイズで約4tと、より小さなサイズで同等以上の使用荷重に対応できる。
ねじの締付け作業では、一般的に径が大きくなるほど必要なトルクも増え、作業負担が大きくなる。
スターポイントに置き換えることで、径を小さくでき締付け作業もめねじ加工作業も負担が軽減できる。
また、専用の変換アダプターを使用することで既にM42のめねじが加工されているところもスターポイントに置き換えられる。
M42の場合、M24に変換可能。

また、リング部が負荷方向に360°回転し、吊り上げた際に自然とリングの向きが揃うため着座した状態を保てる。
よって曲がることがないため、安全な作業環境を確保できる。

対策の成果・結果

提案結果

既存の機械にはM24のスターポイントと変換アダプターを採用。
今後製造される機械にはM16のめねじを加工して、M16のスターポイントを採用する予定。

ユーザーメリット

①手で締付けられるサイズになったため、負担が軽減された。
②着座していない状態での使用がなくなり、確実に安全な作業環境を確保することができるようになった。
お客様の声
作業者の負担が大きく頑張って作業しているのに危険な状態を避けられていないという悪循環を改善することができました。
その後のお話
M48のアイボルトを使用している機械もあったが、その機械も変換アダプターとM24のスターポイントで吊り下げることができ、治具の種類を減らすことが出来たそうです。
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