シーホースNEWS
2021年01月14日 配信

新年のご挨拶

新年明けましておめでとうございます。
謹んで新春のお慶びを申し上げます。
昨年は新型コロナにより、大きな気づきを頂きました。
突然リアルな行動がとれなくなり、仕事の進め方、
それぞれの仕事の意味合いや目的を考え直しました。
業績は厳しいものがあるとはいえ、将来へ向けて
とても意味のある有意義な時間が過ごせたと思っております。
「お客様へのお役立ち」という
イケキンが考える事業の本質は変わりませんが
その手段が大きく変化しそうです。
中でも、時間感覚、スピード感が変化しそうです。
それらを補うのに、デジタル化を急ぐ必要に迫られているようです。
大きな変化を乗り越えて、より一層のお役立ちができますように、変身してまいります。
今年もよろしくお願いいたします。




ねじの強化書(Vol.19)

合金鋼も同様に、機械構造用炭素鋼や機械構造用合金鋼などの正式名称は
少しとっつきにくいので、略称で言うほうが覚えやすいと思います。
機械構造用合金鋼の一種にSCM材があります。
アルファベットや数字が持つ意味は以下の通りです。

・S・・・Steel(鋼)のS、つまり材質を表わしています。
・C・・・クロム(Cr)の元素記号を表わしています。
・M・・・モリブデン(M)の元素記号を表わしています。

SCM材の中でネジ部品に多く利用されるのが
SCM435やSCM440で、数字の意味は何かと言うと
末尾2桁の35とか40は炭素(C)の
含有量(0.35%または0.40%)を表わしています。

最初の4は何かと言うと、JISでは鋼材は含有する元素量によって
「2」「4」「6」「8」というようにコードが振り分けられていて
SCM材の場合、「4」になります。
では、このコードはどういう意味かというと・・・
スミマセン!実は知りません!
言ってみれば「こういうキマリだ!」となるのですが
私としては別にこういったことは知っておいたり
覚えておいたりする必要はないのかな、と思ったりします。

そして、このSCM材、クロムモリブデン鋼とも言いますが
ご存知の通り、鋼製で高強度の六角穴付きボルトの材料として
日本では広く認知された材料です。
では、なぜこの材料を利用すると高強度のネジが作れるのかというと
もちろん焼き入れするのが前提ですが、炭素量が多く
モリブデンの含有によって焼き入れ性を上げている
というのが主な理由となります。これらのことは
ねじの強化書Vol.16Vol.17を読み返していただけたらと思います。
今回は以上です。

ところで、イケキンでは「M10のネジピッチっていくつだったっけ?」
「知らん、俺に聞くな!ネジのカタログ見てよ!」
という会話が飛び交ったりします。
実際のところ、こういう知識は「知らない」のではなく
「覚えておく必要がない」と思っているのですが
ただ、どの文献を見れば辿り着けるのかは覚えておく必要があると思っています。
もちろん、記憶力バツグンの方なら何もかも覚えられるのでしょうが
私は記憶の飽和量がきわめて少ないので
なるべく知識の取捨選択をするようにしています。
言ってみれば、何を覚えるのか、何を覚えてはいけないのか、はっきりさせています。